お金にまつわる日常のブログ

妻と息子を持つ40代後半の一般的なサラリーマンのお金にまつわる日常の記録です。
日々の家計管理から、不動産や株式・FXなどの投資について綴っていきます。

FXと株や不動産との違い

FXはゼロサムゲームと言われます。100ドルの利益を出す人がいれば、必ず誰かが100ドルの損失を出しており、マーケット全体の利益と損失を足し算(サム)すればゼロになるという意味です。


株や不動産は違います。相場全体が上昇すれば、株や不動産を持っている人は全員利益を得ることができます。そのためアベノミクスやトランプ相場のような上昇局面では基本的に誰でも勝つことができましたが、下落局面になると勝つことは非常に難しくなります。


FXは勝つか負けるかの実力勝負で、全体の2割の人が利益を得て、8割の人は損失を被っているそうです。世界中のヘッジファンドや機関投資家、そして最近ではスーパーコンピュータとゼロサムゲームの対決をしているのですから、勝つことが容易でないことは分かるかと思います。


不動産投資セミナーと同じで、初心者(この人たちの損失のお陰でマーケットは成り立っている)向けのFX手法は、鵜呑みにしたら必ず大損しますので、とくに気を付けてください。


とくに自動売買においては、過去の相場での検証(バックテスト)結果はカーブフィッティングや良いものだけを抽出したものなので、自分で再検証しない限り、全く信じては駄目です。


カーブフィッティングとは過去の相場に合わせて売買ロジックやパラメータが設定されていることです。レンジ相場(一定の範囲内で上下する相場状況)を狙う戦術で、レンジ内で繰り返し売買をすれば儲かるのは当然ですが、レンジの上限・下限をどのように予測するのか、買いか売りをどのように判断するのかが重要なのであって、結果が分かっている過去相場にそのような設定でテストをしたら驚きの高収益でリスク(損失)が無いのも当然なのです。騙されてはいけません。


それに対して、実際の口座での売買結果をフォワードテストと呼びますが、これも2つの口座で売りと買いの反対の取引をして、利益の出ている口座だけをフォワードテスト結果と宣伝することもできます。通貨ペアに関しても、たまたま利益の出た通貨ペアの結果だけを出していることも考えられます。デモ口座の検証結果はとくに注意です。


リアルタイムに実口座でのフォワードテスト結果が公開されているものだけが、検討の価値があると考えるべきです。


FXは全財産を失う怖さがありますので、注意してくださいね。

×

非ログインユーザーとして返信する

あと 2000文字

※は必須項目です。