お金にまつわる日常のブログ

妻と息子を持つ40代後半の一般的なサラリーマンのお金にまつわる日常の記録です。
日々の家計管理から、不動産や株式・FXなどの投資について綴っていきます。

両建てとヘッジ

「両建て」と「ヘッジ」について説明します。


「両建て」とは売りと買いの両方のポジションを持つことです。為替相場が上がっても下がっても、一方が利益、一方が損失となり、同じポジション数を持っていれば合計損益は変わりません。


一般的には両建ては良くない手法とされており、FX会社によっては禁止され、反対ポジションを建てることができません。しかし私は両建てを2つの目的で利用しています。


一つは売りと買いの予想をしないためです。あれ?と思う方もいるかも知れませんが、売り・買い両方のポジションを持ち、利益の出た方を伸ばし、損失の出た方を早めに損切するという使い方です。また売りポジションを保有中に、買いの条件が成立するなら両建てとなりますし、その反対もあります。私はトレンド型でもレンジ型でも基本的に両建てを許容しています。


もう一つは損切の代わりです。両建てをすると損益が固定される性質を利用して、ポジションは持ったまま、同数の反対ポジションを持ち、損失を固定するのです。これを「ヘッジ」と言います。


これはレンジ型のように、いつかは相場は戻ってくるという考え方の戦術に私は使っています。同数の反対ポジションを建てるための資金を確保しないといけないので、投資効率は悪くなりますが、青天井で損失が拡大するリスクを抑制(ヘッジ)します。


想定レンジが100円以上だった場合、100円を切ったらヘッジしておき、しばらくマーケットの動向を様子見します。95円まで下がり続けたとしても損失が増えることはないので安心して見ていればいいです。そこから上昇に転じて100円まで戻ってきたらヘッジを解除(反対ポジションをクローズ)したら元の状態に戻りますし、100円まで戻る見込みが無いと判断したら全てのポジションをクローズ(損切り)したらいいのです。ヘッジは損切ポイントで時間を止めるような効果があります。


ただしヘッジにもスプレッドのコストが掛かりますので、どこでヘッジを解除(クローズ)するのか、次のヘッジはどこでするのかは難しいところです。私はこの問題をヘッジコストミニマムと呼んで、長年熟慮しているのですが、考え始めるといつも吐き気がしてくるほど、答えが導き出せていません。


私は固定観念を植え付けないように、FXについてはあまり本などを読まないのですが、以下の本はヘッジやオプションといった金融工学の基本がとても分かりやすく、FXに関係なくオススメします。

ビジネスマンのための金融工学~リスクとヘッジの正しい考え方
ビジネスマンのための金融工学~リスクとヘッジの正しい考え方
東洋経済新報社



×

非ログインユーザーとして返信する

あと 2000文字

※は必須項目です。